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2015-01-23 23:23    miumiu がま口財布
「さあ。新宿界隈ってことはわかりますけど。さっき、新宿をぶらつくってことだったから……」 「西新宿。パークビレッジ八〇二号室」  蛭田貫一が告げた場所がどこなのか、咄嗟《とつさ》には牛尾修二は思い出せなかった。思い出したとき、彼はおどろきの声を洩らした。 「パークビレッジ八〇二号室って、馬場秋子の部屋じゃないですか」 「ちょっとね、鍵をいたずらして忍びこんだんです。ひょっとして、何かいい物が見つかるんじゃないかと思ってね」 「見つかったんですか?」 「まだ家捜しがすっかり終ったわけじゃないんだ。カニサワトシオの住所、わかったんですか?」 「住所以外のことまでわかりました。だけどこの電話で話しててだいじょうぶかな。誰か馬場秋子の知合いがそこに訪ねてきたりしたらどうするんですか? 空き巣狙いとまちがえられて一一〇番されますよ」 「だいじょうぶ。電話が終ったら留守録に切り替えるから。ドアチェーンもかけてある。カニサワのこと話してください」  私立探偵は落着きはらっていた。牛尾修二は、老詩人から聞き出したことを、蛭田貫一に伝えた。 「芸術家くずれのアル中のおっさんか。独り者で、癌で、自殺したがってるんだってえ。明るくないねえ。ネクラの卸元《おろしもと》みたいな奴らしいな」 「そうですね」  牛尾修二は少し白けた返事をした。牛尾修二自身も、卸元とまではいかないが、小売店ぐらいには根がクラいことを自覚していた。 「ところで牛尾さん、馬場秋子から、トリカイケイコって名前、聞いたことないかな?」  蛭田貫一が言った。 「トリカイケイコ? 聞いた覚えないなあ。誰なんですか? それ」 「わからないんだが、ちょっと気になるんだ。ここにある馬場秋子の電話番号のリストの中に、片仮名でケイコって名前があるんだけどねえ」 「どうしてそれが気になるんですか?」